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普通の文章とWeb文章の違い
日本語ってスゴいですよね。
――――えっ?なにが?
やっぱり気づいていませんか。
日本語くらいじゃないですか?縦書きも横書きもできるなんて。
(英語もやろうと思えばできる??(笑))
縦書きも横書きもできる日本語。
では、どのようなシーンで縦横使い分けているのでしょう。
まず「縦書き」。
読み物の本は縦書きですよね。
それから新聞。
巻物も(笑)
一般的な印刷物では、縦書きのものも少なくないですね。
では横書きは?
情報系の本などは横書き。
そして、Web(インターネット)での文章は横書きですね。
(特殊な用途では縦書きもあり???)
現在では、トータルで見ても横書きの比率が高いですよね。
なぜでしょう?
それは、英語や数字との親和性が高いからだと思います。僕は。
日本語の途中で英語が出てきても、同じ流れで書けますから。
だから、Web文章でも横書きなのでしょう。
そんな点で、普通の文章とWeb文章の違いが出てくるでしょうね。
でも、気をつけなければならない点が一つ。
それは、「日本語は、縦の流れには強いけど、横の流れには弱い」ということ。
たとえば縦書きなら…。
私は気を失った。まるで今日でも明日でもない気分だ。それはまんざらでもないことはない。なにも失う物はないからだ。君の瞳に吸い込まれる素敵な旅をしよう。独り言の好きな僕だから、夜が好きな君だから。一度で二度おいしいなんて許せない。一度きりの人生ってあの人事課の課長の娘婿が言わなかったら、いったい僕は今頃どこでなにをしているのだろう。そして私は気を失った。
(縦書きです。IEでのみ確認。)
こんな感じです。
では、この文章を横にしてみましょう。
私は気を失った。まるで今日でも明日でもない気分だ。それはまんざらでもないことはない。なにも失う物はないからだ。君の瞳に吸い込まれる素敵な旅をしよう。独り言の好きな僕だから、夜が好きな君だから。一度で二度おいしいなんて許せない。一度きりの人生ってあの人事課の課長の娘婿が言わなかったら、いったい僕は今頃どこでなにをしているのだろう。そして私は気を失った。
どうでしょう。
縦書きの方が読みやすくなかったですか?
(フォントの関係で読みにくいですが…)
横書きでこれだけ文章が長いと、目が疲れてしまいますね。
特に横幅が広いと。
でも、同じ長さでも英語だったら、読みやすいんです。
(英語は全然わからないですけど)
英字新聞は、横書きですからね。
(当たり前だけど)
つまりなにが言いたかったのか。
「日本語なのに英字新聞のように横にダラダラ書かないこと!」
ということです。(やっと結論にたどり着いた(^_^;))
目が疲れますから。
ただでさえ、コンピュータの画面って刺激が強い。
一種の光源ですからね。
弱いライトを見ていると同じですから。
Web文章は、横書き。
だから、小気味よく改行しましょう。
このサイトのように(笑)
(読みにくかったらごめんなさい…なんて言わないです)
⇒ なにが書きたいの??
(2007/03/25)
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