「なになに?短文派、長文派って。」
そんな声が聞こえてきそうです。
まぁ、そんな派閥ないんですけどね。
僕が勝手に名づけただけですら。
長文派っていうのは、例えばこんな感じ。
桜前線が南下なんかしちゃっています。この南下がくせ者でありまして、私たち冬族のジャマをしているわけですよね。ていうか、桜前線は南下じゃなくって北上するっていうんです。
――――ていう感じ。
長々と、一つの文脈でいって、途中で改行しない書き方。
論文や、小説チックなのかな。
そして、短文派っていうのは、このサイトのように一つの文ごとに改行する書き方。
割と多いのではないでしょうか。
この両派、どっちがいいのでしょうか。
答えはありません(笑)
それぞれにメリットデメリットはあると思います。
長文派
ニュースや学術系サイト、解説系サイトなどに使われる。
■メリット
文字が固まりとして存在するので、情報があるように思わせることできる。
また、辞典や辞書のようなイメージがあるので信頼感を与えることもできる。
■デメリット
活字嫌いな人には、重く感じられる。
Webサイトでは、レイアウトに気を遣う必要がある。
横の流れは、日本語が苦手。
とくに、Webサイトは横幅が長くなるときがあるので読みにくくなる。
雑誌などの誌面では、段組されているので読みやすく工夫してある。
(段組:誌面を線などで仕切って折り返しさせること)
短文派
インターネットでは一般的に広く使われます。
読み物系サイトで多いのかな。
ちなみにうちのサイトもそう。
■メリット
文章ごとに改行するので、ゆったりした印象で読みやすい。
Webサイトは段組レイアウトにしにくいので、好まれる。
親しみやすいイメージ。
■デメリット
メリハリを意識しないとだらだらした文章になる。
文章をシンプルにしないと、右端で折り返してしまい見栄えが悪くなる。
「段組」って言葉が出てきましたよね。
いわゆる「カラム」ってヤツです。
新聞なんかでも、短めに折り返しているから読みやすいんです。
これも段組のおかげ。
――――じゃあ、サイトでもカラムを組めばいいじゃん。
ごもっともです。
僕もそう思います。
それが簡単に実現するのなら、僕も長文派でやってみたいです。
しかし、ここは大人の問題が。
それは、「ブラウザ」の問題。
もっと言えば「対応ブラウザ」の問題。
(ブラウザ:あなたが見ているインターネットの画面です。そのソフト。)
段組ができるHTMLタグがあるにはあるのです。実は。
(HTMLタグ:サイトの見栄えを指定するプログラム上の印??)
しかし、ネットスケープの独自規格なんですよね。
大半のユーザーが使っているインターネットエクスプローラに対応していないんです。
それは憂うべく問題ですね。
まぁ、それ以外の方法でもできないことはないですが。
管理がしにくくなる。
だから、とりあえずは僕は短文派です。
まぁ、自分が読みやすい方でいいんじゃないですか?
⇒
短文派入門のススメ
(2007/03/31)