短文派入門のススメ
文章にはいろいろな書き方があります。
改行の仕方一つをとっても、長文派と短文派があると思います。
(前ページで説明しましたよね)
僕は短文派。
なぜなら「見やすい」から。
もちろんそれもあります。
けど、もう一つ理由があるのです。
それは「Web文章のスキルが上がるから」です。
「??」
目が点ですか?(笑)
じゃあ、ご説明していきましょう。
短文派では、文章を2行にまたがせてはいけないんです。
一行ごとに改行しているのに、みっともないじゃないですか。
ということは、文章を一行以内に収めなければならない。
すると副作用が出てきます。
無駄な言い回しが少なくなるのです。
文章をよくよく見てみると、無駄な言い回しって多いんですよ。
「…と思います」とかね。
それに普段なら一行でダラダラいっちゃうところを2つの文に分けてスッキリできます。
例えば――――
「ワクワクWeb作成術は、現場に即した文章作成を目指すだけではなく、読み手のハートもがっちりつかむことも目指します。」
とするところを――――
「ワクワクWeb作成術は、現場に即した文章作成を目指します。
でも、それだけじゃ収まりません。
読み手のハートもガッチリつかむことも目指します。」
といった感じに。
どうでしょう。多少シンプルで読みやすくなりましたよね?
リズム感も出てきました。
つまり、短文派にはこんな副作用があるということなんです。
それに比べ長文派は、そういったことにも気づきにくいので危ない。
知らず知らずにダラダラ文章を書いちゃうのです。
長文派には、長文派のいいところはあります。
しかし、スキルアップにはあまり繋がらないということなんです。
オレ流解釈ですけどね(笑)
⇒文章の長さは?
(2007/04/01)
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